家事はとても大変です。
一言では言い表せないくらいです。
365日休みはありませんし、
生きている限り、家事という仕事はなくなる
事はないでしょう。
お腹がすけば、料理に、片付け、洗い物。
汚くなれば、お掃除。
お風呂掃除に洗濯、
洗濯すれば洗濯干して、畳む。。
終わりのない仕事。
それが家事です。
だけど、忙しい現代人。
家事に仕事に育児に、
毎日毎日追われています。
家事の時間を短縮したい。
というか、家事の時間、
昔に比べて、少なくなっているのか。
気になりますよね。
昔に比べたら、テクノロジーの進化により
だいぶ家事に費やす時間は
短くなったかと思いますが、
実際はどの程度短くなっているのか。
本当に短くなっているのか。
考えてみたいと思います。
★家事に費やす時間。男女差と平均時間とは★
総務省統計局による
平成28年社会生活基本調査では、
女性が1日の家事に費やす時間の平均は
以下のようになっています。
女性の家事時間
平成8年、平成13年・・・3時間34分
平成18年、平成23年・・・3時間35分
平成28年・・・3時間28分
若干ではありますが、
こちらの平均値が示すように、
家事の時間が減少傾向にあることが
伺えます。
男性の家事時間
では男性の家事に費やす1日の平均時間の
推移はどのようになっているのでしょう。
平成8年・・・24分
平成13年・・・31分
平成18年・・・38分
平成23年・・・42分
平成28年・・・48分
平成8年からの推移の傾向を見ると、
男性の家事に費やす時間は
増加傾向にあると言えるでしょう。
平成8年からの比べると平均20分ほど、
男性が家事に費やす時間が
増えているという結果でした。
しかし、男性と女性の家事に費やす時間の差。
多いとは思っていましたが、
女性の負担は依然として、
多いことがわかるかと思います。
★家事に費やす時間。年代別比について★
さて、年代別で比べると、
1日の家事に費やす時間は
どの程度違いがあるのでしょうか。
年代別で比べると、
家事に費やす時間が一番
長い年代は、35〜39歳女性です。
平均して約5時間近く家事に費やして
います。
0〜19歳、35〜64歳女性については、
平成23年の調査に比べると
28年の調査時の方が、
家事に費やす時間が減少しています。
★家事に費やす時間。配偶者別★
家事に費やす時間は、
配偶者がいるかいないか、
影響するのでしょうか。
15歳以上の未婚者における
家事費やす時間を一週間
調べた平均時間は、
1日あたり
女性・・・1時間1分
男性・・・29分
でした。
一方既婚者における家事に費やす時間を
一週間調べた平均時間は、
1日あたり
女性・・・4時間55分
男性・・・49分
でした。
既婚者女性の家事に費やす時間は
群を抜いて長いことがわかります。
★家事に費やす時間。育児時間について★
では育児にかかる時間は、
どのようになっているのでしょう。
平成23年に比べると、
30〜34歳の女性が平均20分近く、
育児に費やす時間が増加しています。
30歳から39歳男性は、
平成23年に比べると、
5分程度育児に費やす時間が増加しています。
★家事に費やす時間。考察するに★
家事に費やす時間の推移について、
考察します。
家事に費やす時間は、
女性については若干の減少傾向に
あると言えるでしょう。
また、男性については増加傾向にあります。
しかし、男女における家事に費やす時間は
依然として女性の方がかなり多いことは
伺えます。
しかし、共働きが増えて、
女性ばかりが家事をするというと、
もはや回らなくなってきているのです。
今後も男性の家事に費やす時間も
増加していくものと考えられます。
★終わりに★
家事に費やすの推移は、
時代背景が大きく影響している
と言えるでしょう。
家事に費やす時間を増やしたいけど、
増やすことができない女性は、
今後どんどん増えていくでしょう。
それに伴い、男性の家事参加が
今後増えていくものと予想されます。
パートナーにも協力してもらい
家事を分担していくことも大切です。
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