今回のテーマは、家事の時間配分です。
話題になっている「15分家事」の考え方、
「すき間家事」の考え方、
「平日家事」と「週末家事」の時間配分についてお伝えします。
■ 一日に家事をする時間と一般的な家事の時間配分
– 一日に家事をする時間は?
自分一人で家事をするという女性は、
720分くらいは家事に費やすそうです。
専業主婦で12時間という感じですね。
8時間勤務の仕事をしている女性だと、
家事をする時間は140分くらいだそうです。
この場合は、できない家事は家族に分配しているか、
やれていないというのが現状です。
– 一般的な家事の時間配分は?
一般的な家事の時間配分についてのデータがないので、
家事代行サービスの時間配分を見てみました。
トイレ掃除は、30分~45分。
お風呂掃除は、60分~90分。
キッチンの掃除は、90分~120分。
仕事でやる掃除は、
これくらいの時間がかけられます。
主婦の家事では、考えられない時間配分ですね。
■ 15分家事
15分家事というのが話題になっています。
たとえば、「英国式15分家事術」「週末15分家事」
「15分掃除」というものです。
書籍も数多く出版されています。
共通しているのは、
15分という単位で家事を小分け
するという考え方です。
ここからここまでを1つの単位にするということで、
モジュール化するという表現も使われています。
基本としては、いくつかの家事を組み合わせて、
15分になるようにセットしていきます。
リビングの掃除では、
テーブルの上と下、ソファーの下、
テレビの裏の掃除で「15分で1セット」という具合です。
洗濯なら、
洗濯物の仕分けと洗濯機のスイッチオンまで15分、
洗濯物を取り込む、たたむ、しまうの作業を
15分という感じで1つの単位にします。
朝家事なら、
布団を片付ける、コーヒーまたはお茶を入れる、
朝食の準備に入るまでを15分。
ポイントは、
自分にとってのベストの組み合わせにすることです。
15分家事にするメリットは、
やらなくても良いことに
手を出さないようになることです。
その結果、モチベーションアップにつながって
効率が良くなっていきます。
■ すき間家事は5分
まずは、すき間家事の5分でできるものを
リストアップしてみましょう。
— キッチンのすき間家事
コンロとコンロ周りのタイルを拭く。
シンクのゴミ受けを洗う。
排水口を洗う。
シンクをキレイにする。
冷蔵庫内の拭き掃除。
野菜を切って冷凍保存。
— お風呂掃除のすき間家事
排水口にたまったゴミを取る。
シャンプーボトルのぬめりを取る。
— 玄関のすき間家事
玄関を掃き掃除
靴箱の上の拭き掃除
— リビングのすき間家事
掃除機をかける
テレビ台の拭き掃除
余裕のある日に、
5分のすき間家事をするようにしてみてください。
■ 朝家事、夜家事、週末家事で時間配分を変える!
15分家事を応用して、
朝家事、夜家事、週末家事で時間配分を
変えるという手もあります。
忙しい朝家事は、10分でできることにしぼります。
朝に洗濯が終わるようにしていた
洗濯物を干すだけなど。
夜家事は、洗濯機の予約時間をセットするなど
ついでの5分家事だけをします。
週末はたっぷりの20分家事。
平日にできない掃除をします。
このように朝家事、夜家事、週末家事で
時間配分を変えて、掃除や洗濯、
食事の準備の段取りを作ってみてください。
■ まとめ
家事の時間配分は、
家事をコントロールしやすいように決めましょう。
5分以内にできること、15分以内にできること、
20分以内にできることに分けて、
できる曜日、できる時間帯に振り分けてください。
15分家事でお伝えしたように、
時間配分を決めると、
その時間にはやらなくても良いことに
手を出さないようになります。
その結果として、効率が良くなり、
モチベーションアップにつながっていきます。
5分以内にできる家事、15分以内にできる家事は、
自分にとって心地よくなる
家事を組みわせて下さいね!
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