子供の睡眠不足は、心と体の成長を
妨げるという話があります。
今回は、「睡眠不足の影響が子供にあるのか?」
について考えてみました。
お伝えするのは、
「睡眠不足の悪影響!子供の心の成長も阻害する!」
「睡眠不足の悪影響は子供の体の成長も・・・」
「絶対取るべき睡眠時間とは!」です。
■ 睡眠不足の悪影響!子供の心の成長も阻害する!
睡眠不足の子供は、
「キレやすくなる、暴力的になる」
と心配されています。
これは、脳内の神経伝達物質のひとつである
「セロトニン」不足するからということです。
その結果、「睡眠不足で攻撃性が増す」
という見解です。
これは、睡眠障害やストレス障害や
うつの原因として、セロトニン不足が
あげられているからだと思われます。
シンプルに考えると、寝不足は誰でも
イライラしますよね。
個人的には、子供はダメで、
大人はOKということでもないと思います。
この場合の子供は何歳までなのか?
という疑問も残ります。
ゲームやインターネットでの
夜更かしはダメということを
論じる人が多いのですが、
勉強の徹夜がダメという
見解は見かけません。
子育てやしつけのモラルとして
訴えたいという背景があるのかも!
子供は、しっかりと寝かして
あげたほうが良いことは確かですからね。
■ 睡眠不足の悪影響は子供の体の成長も・・・
「肥満の原因になる」
「身長が伸びない」
ことを指摘する見解があります。
これらは、ホロルモンバランスから
論じた話がほとんどです。
■ 絶対取るべき睡眠時間とは!
NPO法人「アメリカ睡眠財団」(NSF)関連の話では、
調査した312の文献をもとに、
専門家が推奨する睡眠時間を
調査した結果というのがあります。
年齢別には、次のような睡眠時間になっています。
新生児(0~3カ月): 14~17時間
乳児(4~11カ月): 12~15時間
よちよち歩き(1~2歳): 11~14時間
未就学児(3~5歳): 10~13時間
就学児(6~13歳): 9~11時間
ティーンエージャー(14~17歳): 8~10時間
ヤングアダルト(18~25歳): 7~9時間
成人(26~64歳): 7~9時間
高齢者(65歳以上): 7~8時間
文部科学省のデータでは、次のようになっています。
(2019年5月18日現在閲覧できた資料)
必要とされる睡眠時間
3歳:12時間
5歳:11時間
7歳:10時間30分
9歳:10時間
11歳:9時間
13歳:9時間15分
15歳:8時間45分
17歳:8時間15分
こうしてみると、
人間の体を医学的に分析してみた
睡眠時間ではなさそうです。
キレイに時間を刻んでありますよね。
この「必要される睡眠時間」は、
目安として参考にできるものとして
考えると良いと思われます。
睡眠にまつわる話は、根拠がありそうで、
なさそうでというのが多いです。
8時間睡眠の根拠
神経伝達物質「セロトニン」と
睡眠ホルモンと呼ばれる
「メラトニン」によって、
目覚めてから16~17時間後に
睡眠のスイッチが入るそうです。
この計算で考えると、朝6時に起きたら
夜の10~11時には眠くなるということです。
だいたい、8時間ですよね。
寝不足にならないためには、
このリズムを守るのが
理想だということのようです。
体内時計の話もあります。
「人間は、夜は寝るようになっていて、
昼は起きるようになっている」
というものです。
ショートスリーパーとロングスリーパーの話では、
3時間程度で生活できるナポレオン型、
10時間以上眠らないともたないアインシュタイン型、
そのような人たちも存在すると言われています。
■ まとめ
睡眠時間が短いことについて、
子供はダメで大人はOK
ということでもないと思います。
この場合の子供は何歳までなのか?
という疑問も残ります。
心の成長 体の成長に影響が出た子供についても、
その個人を特定されているのかどうかも不明です。
個人的には「睡眠時間が短くて、
うちの子が暴力的になる」
と、親が過剰になるのも心配です。
それでも、規則正しい生活をするほうが
良いのは間違いないでしょう。
どうか大きな心で、お子さんが
夜更かしをしてしまう原因を
心配してあげてください。
この記事へのコメントはありません。