夜中は睡眠をとる時間ではありますが、
なぜか急に片づけをしたくなることがありませんか?
以前は私も夜中に部屋の掃除をすることが
たまにありました。
この習慣のおかげで部屋を綺麗に
保つことはできましたが、
そもそもこの行動はどんな理由があるのか
気になりますよね。
今回はそんな、夜中に片付けをしたくなる
心理について紹介していきます。
なぜ急に夜中に片付けや掃除がしたくなる?
片付けなんて昼間や時間があるときにやることですよね。
ですが、無性に夜中にやりたくなることがあります。
もちろん掃除が好きな方でもこうしたことが
起こりますが、それ以外にも理由があります。
その原因が「自律神経」です。
自律神経には2種類あり、体を活動させる交感神経、
リラックスする副交感神経があります。
夜中に眠くなる時は副交感神経が働くのが
普通なんですが、夜も活動していたり、
パソコンやスマホを使っていると
交感神経が働いている状態になります。
これだといつまでたっても眠くなりません。
これを改善するために、
本能的に部屋の掃除をしてしまいます。
部屋を綺麗にする行動は、精神を落ち着かせる効果があり、
副交感神経が働くモードになります。
ですので、夜遅くまで作業をしていて
眠くならないときは、
逆に部屋の掃除をすることで
寝る準備をすることができます。
夜作業をしていることが多く、
慢性的に夜更かしをしてしまう方は、
夜に掃除をする習慣をつけると、
体を眠るモードにすることができますよ。
実は夜中の掃除はストレス発散!?少し気持ちの余裕が大切も…
夜中にパソコン作業やスマホを使っていると、
どうしても眠れなくなることがあります。
ですが、これとは別にストレスで掃除をしてしまう
ことがあります。
例えば、数日後にプレゼンがある、仕事の宿題があるなどの場合、
作業をしなくてはいけないことがありますよね。
宿題なんて会社でやらなくてはいけない作業の定番です。
この作業に対してストレスを感じているときに、
夜中に掃除を無意識にしてしまうことがあります。
これを心理学用語で、セルフハンディキャップといいます。
これはどういうものかというと、
掃除をしていたからと言い訳することができ、
自分をストレスから守ることができるからです。
しかも、これは無意識にやってしまいます。
私自身、締め切りが近い作業をしているとき、
夜気づいたら掃除をしていることがありました。
ストレスによって掃除をしているので、
この作業をやめた方がいい気もしますよね。
ですが、一番大切なことはストレスを発散することです。
掃除をすることがストレス発散のために
やっていたので、それに代わる
ストレス発散方法があれば、
夜中の掃除をすることがなくなります。
夜中の掃除もストレス対策にはなっていますが、
言い訳のために無意識にやっているものでもあります。
ですので、セルフハンディキャップに任せることなく、
自分でストレス発散をすることが大切です。
また、私が締め切りに迫られているときに
意識していたのは、楽に考えることでした。
あまり自分を追い込み過ぎてしまっても、
本来の作業に集中できません。
締め切りまでの時間配分を考えて、
ストレスをため込まないように
作業をすることを意識してみてください。
締め切りなどがない方も、
ストレスが溜まっている方は
発散できる方法を持っておきましょう。
まとめ
今回のことをまとめると、
・夜中の掃除には自律神経が関係している
・掃除をすることで副交感神経を刺激、眠りやすくなる
・ストレスで掃除をすることもある
になります。
日常的に掃除をすることはありますが、
夜中に掃除をする場合は、
仕事でのパソコン作業などで、ストレスが溜まっていないか
どうかをセルフチェックしてみてください。
夜中に掃除をするのは、いけないことではありません。
ですが、もっと意識的にストレス発散をすることが大切です。
また、夜中のパソコン作業は睡眠の周期を崩してしまいますので、
寝る前はパソコンやスマホを使うのは控えるようにしましょう。
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