お風呂を見上げると、
見回すと、気がついたら出てきてしまう、
あの黒いカビ。
いくら落としても、
気がついたらまた出てきてしまう。
本当に厄介ですよね。
梅雨などのジメジメした時期は、
特に気をつけたいところですよね。
あの、憎っくきカビ。
なんとかする方法はないのでしょうか。
★お風呂のカビは何故現れてしまうのか★
そもそもカビはなぜ、
現れるのでしょう。
まず、カビというものは、
汚れではなく、菌の一種です。
そのため、放っておくと、
広がっていってしまいます。
カビの繁殖する好条件は
以下の通りです。
・温度が20〜30度であること
・湿度が65%以上であること
・カビの餌である皮脂や水垢があること
・酸素があること
まさに、お風呂というのは、
カビが過ごしやすい場所というわけです。
★お風呂に繁殖しやすいカビとは?★
実際どのようなカビが
お風呂で繁殖しやすいのでしょう。
1)赤カビ
浴室で見られる赤いものの大半は、
赤色酵母(ロドトルラ)と呼ばれる
酵母の一種になります。
壁や床、洗面器などに、
赤くヌメヌメしたものがついていたら、
赤色酵母(ロドトルラ)です。
繁殖スピードの速い酵母です。
毒性はないものの、不衛生であると同時に、
黒カビの原因にもなりますので
放っておくわけにはいきません。
2)黒カビ
黒カビは、カビの中でも最も一般的な
ものです。特に代表的なのが、
「クラドスポリウム」です。
どこにでも存在する土壌菌です。
黒カビ自体には毒性は
ありません。ただし、体内に取り込まれて
しまうと、アレルギーや喘息などを起こして
しまう可能性があるので、注意が必要です。
餌となってしまうのが、
皮脂や髪の毛、水垢といった
お風呂に勢ぞろいしているメンバー。
ご存知の通り、放置していると、
どんどん広がっていってしまいます。
★黒カビの撃退方法。ピカピカのお風呂で黒カビグッバイ!★
それではここからが本題です。
黒カビの撃退方法とは、
一体どんなものなのでしょう。
やはり、一番はカビ取り剤です。
市販のカビ取り剤ですが、
同じように見えますが、
種類は2種類あります。
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤です。
どちらも除菌・漂白効果ありますが、
効果の出方に違いがあります。
塩素系漂白剤は、
根のはった頑固なカビや時間経過したカビに
おススメです。ただ、塩素系漂白剤は、
強い塩素臭があるのに加えて、
酸性の洗剤と合わせて使うと有毒ガスが
発生してしまいます。
注意が必要です。
一方、酸素系漂白剤は、
塩素系の漂白剤に比べたら、
効果は劣るものの、
高い除菌効果と漂白効果を
有しています。
臭いも少なく、酸性の洗剤と混ぜても問題
ありません。ペットや子供がいる場合は、
酸素系漂白剤のほうがおススメです。
また、より効果を高めるために、
水分を拭き取り、洗剤を密着させます。
そして時間を置いてから洗い流しましょう。
カビ菌は酸素があると活性化してしまいます。
そのためカビ菌を酸素に触れさせないよう、
キッチンペーパーやサランラップで、
覆うようにすると効果が更に見込めます。
ただ、気をつけたいのが、
掃除するときの服装です。
カビ取り剤、特に塩素系のカビ取り剤は、
大変効果が強いので、
万が一服についてしまうと、
色落ちして洗濯しても
落ちることはありません。
私も何回かカビ取り剤には、
服をダメにされてしまっています。
掃除する前に、今一度服を確認しましょう。
手が荒れてしまうことも大いに考えられます。
ゴム手袋に、服装の確認をしてから、
カビ取り掃除に臨みましょう。
★終わりに★
お風呂のカビ、
悩まされることが多いですが、
思い立った時に、
退治してしまうのが一番です。
時が過ぎるにつれて、
落ちにくくなってしまいます。
ご家庭にあった方法でカビを仕留めて、
カビからお風呂を守りましょう。
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